大東亜帝国レベルの進め方

大東亜帝国レベルとは

数学や国語や社会は大体日大レベルからスタートしますが、英語はもっと下のレベルがあります。これは大東亜帝国といわれる偏差値40中盤から後半ぐらいの大学を対象とするレベルで、学校の授業内容についていけない人や、高校の内容の基礎から復習したい、あるいは中学の内容の確認からもう一度勉強したいという人向けのレベルです。

どのような参考書を使えばいいか

単語はこれ

標準の参考書は、「システム英単語ベーシック」です。これは中学生レベルの単語の復習から始まり、高校生で学ぶ基礎から共通テストで必要となる単語までを網羅しています。単語が苦手だという人はここから始めるととてもやりやすいです。もう一つ、ベーシックではない「システム英単語」というものもありますが、これは大学入試の受験内容レベルから早慶ぐらいのレベルまでの単語が載っています。

文法は「大岩のいちばんはじめの英文法、超基礎文法編」

文法は、「大岩のいちばんはじめの英文法、超基礎文法編」がオススメです。これは大学受験用の英文法の参考書の中で最も簡単な部類の参考書です。非常にわかりやすく、コンパクトにまとまっていて、章末には簡単な問題もついているので英文法が嫌いな人も基礎をつかみやすいでしょう。これは2週間ほどでやることを目標にしましょう。

読解は「英文読解入門基本はここだ!」

文法を勉強したら、次に「英文読解入門基本はここだ!」という参考書をオススメします。これは読解系の参考書にしてはとても薄く、コンパクトにまとまっているものの、必要な説明はしっかりしてある参考書です。解説がまとまりすぎていてわかりにくいと思ったら、のちのち使う「Forest」などで用語だけでも調べておくといいでしょう。この参考書も2、3週間で終わらせることを目指しましょう。

大東亜帝国レベルを固めるにはこれ

大東亜帝国レベルを固めたいという人は、文法の練習用教材として「高校英文法基礎パターンドリル」をオススメします。これは、文法のよく出る問題が同じ形式や少し形を変えてたくさん出てくるドリルで、挿入問題や並べ替えや英作文などの簡単なレベルの問題を繰り返し練習するのに最適です。これは1カ月かからずに終わらせることを目標にしましょう。

長文は「大岩のいちばんはじめの英文法、英語長文編」

長文の基礎を固めるためには、「大岩のいちばんはじめの英文法、英語長文編」がオススメです。これは難易度が低いので本格的な入試の長文には対応できませんが、基礎を押さえる目的でさっとするのには最適な教材です。これが終われば「英語長文レベル別問題集3、標準編」という安河内先生のテキストを使いましょう。これは問題の難易度も適度でCDもついているお得な教材です。大東亜帝国レベルを目指すのであれば、とりあえずは訳せて解答の根拠が当たればよく、もし訳すときに少し解釈しなければわからないところがあればその解釈だけできるようにすれば十分です。この参考書は1、2週間で終わらせることを目標にしましょう。

まずは大東亜帝国レベルから

大東亜帝国レベルの参考書は3カ月ほどで大体一通り終わらせることができます。このルートを経ずにMARCHの長文や早慶対策、またネクステをしようとしても成績は思ったように伸びません。大東亜帝国レベルをしっかり固めるかどうかでその後の蓄積が大きく変わってきます。英語が苦手な人は、大して時間はかからないので、まずは大東亜帝国レベルの参考書をマスターしましょう。

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